雑誌『宗教問題』16号に、「現代日本に〝宗教右派〟勢力など存在しているはずがない」と題して寄稿しました。
昨今、宗教右派勢力としての日本会議に焦点が当てられているが、現代日本人は宗教に対して否定的であり、アメリカにおける宗教右派とは比べものにならぬと、論じました。
ただ、大多数の日本人が抱く素朴な尊皇心を基盤とする宗教運動が生まれたならば、非常に大きな影響力を持つことになるだろうとも指摘しました。
なお、同号には、「総力特集 検証、日本の〝宗教右派〟」と題して、長谷川三千子女史や高森明勅氏などの論説や対談記事も豊富に掲載されています。