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池澤西東京市長および市長与党の市議会議員に問う

東京都西東京市、去る2月に行われた市長選挙では、自公の推薦を受けた池澤隆史氏の陣営が「共産・左翼に市政を渡すな!! 」などと記されたチラシを配布するなど露骨なネガティブ・キャンペーンを展開した。こうした戦術の愚劣さについては産経デジタル「iRONNA」に「西東京市の「ムラ社会」的選挙が妨げる、第三極保守政党という新風」と題して書いた。

ネガティブ・キャンペーンという行為じたいは愚劣であるにせよ、「共産・左翼に市政を渡すな!! 」 という心意気は結構と思っていたが、それは出まかせだったようだ。

《西東京市・みんなの会》なる団体のFacebookページに、昨日付で、こんな記事が掲載されていた。

文部科学省の妨害に屈することなく検定を1年遅れで通過した自由社の歴史教科書を採択するか否かを巡る教育委員会に関する記事である。

ここで注目すべきは、「自由社のものは、戦争を美化している、植民地支配の問題、関東大虐殺、沖縄戦の問題など、記述に問題がある、等の意見が出され、現行の教科書がよい、と言う意見で全員一致しました」というくだり。全会一致ということは、教育長と教育委員の計5名全員が自由社の教科書を否定したということになる。

教育長は池澤市長により、残る教育委員は丸山前市長により任命されたわけだが、ここに見られる発言は「共産・左翼」そのものではないか。「渡すな!! 」どころではなく、既に「乗っ取られている」ではないか!

池澤市長および市長与党の市議会議員諸兄姉には、納得のいく説明をしてもらいたい。

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